皆様、こんにちは
もうすぐお雛祭りですね。今日は当館の座敷雛(ざしきびな)についてご紹介いたします。
本家伴久 座敷びな
(2月下旬~5月迄)
湯西川温泉では、今でも鶏を飼わず、鯉のぼりを上げない風習があります。
それは源平合戦に敗れた平家の先祖が、源氏から追われ鶏頂山で隠れ忍ぶ中、男子の出産の祝いのために、のぼりを上げたことで、源氏方の目にふれ、一族は大敗し深手をおった歴史があるからです。
その後渓谷沿いに湯西川に至り、この地を永住の地と定めました。時を経て村人が力を合わせつつ、心身を癒す温泉が人を呼び、湯治地として栄えます。
本家伴久は江戸初期の1666年に創業して以来、変わらぬおもてなしの心でお客様をお迎えしております。
源平も八百年の時を経て、1994年に湯西川平家の里において、「源平の和睦の調印式」を行い、和睦が成立しました。
本家伴久かずら橋 源平の和睦
当館平家隠れ館にて、前夜祭が行われ、その翌日、当館かずら橋を源平両家が仲良く渡りました。今では八百年の時を越えて、良縁のシンボルとしてのかずら橋となりました。
さらに、鯉のぼりを上げない代わりに、当館では男子・女子の子供のお祝いとして、雛祝いは50畳の座敷いっぱいに華やかに飾られます。(平家伝承の雛祝い)
平安の世に想いを馳せて、歴史ロマンに浸ってみてはいかがでしょうか。沢山の皆様のお越しをお待ちしております。
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栃木県日光市湯西川温泉
本家伴久